本記事はDataRobot アドベントカレンダー2021の参加記事です
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本記事は2021年12月8日(水)の時点の情報に基づいています
早速ですが皆様はモニタリングをする際、信号機の色がそれぞれどのような条件で判定されているかご存知でしょうか?

実はドキュメントに、サービス正常性、データドリフト、精度ごとにどのような条件で色分けされるのか記載されています。


ただ、表の中の条件をよく読んでみるとデータドリフトや精度については、条件が数値で厳格に記載されていません。また、判定する範囲についても、サービスの正常性は過去24時間、データドリフトと精度はデプロイされてから以降全ての期間という風に読めます。しかし、実際に運用開始して一定数予測後、しばらくほったらかしにしてみると、サービス正常性だけでなく、データドリフトの方はいつの間にかグレーになってしまっています。データドリフトや精度の具体的な条件は何なのでしょうか?また、データドリフトは何かしら期間範囲があるのでしょうか?

実は、データドリフトや精度の具体的な色分け条件や、データドリフトの判定範囲はモニタリングの設定画面で指定されています。個別のデプロイを選択し、設定>モニタリングで設定画面に遷移することができ、色分けするためのドリフトと精度の閾値や、ドリフトの範囲を細かく設定することができます。

皆様も年越し前に閾値を見直してみてはいかがでしょうか。