最適化アプリを試している中で、予測値のターゲットが1~0~-1の値を取るモデルがあり、ターゲットを0に近づける為の条件を探そうとしています。
最適化アプリでは最大または最小の値を取る条件を見つけるとしているので、このモデルは逆問題解析に利用出来ないのでしょうか?
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@Katada-san
DataRobotの長野です。ご質問いただきありがとうございます!
最適化シナリオを最大化や最小化ではない条件で実行したいというご質問ですね。こちらは「最適化ターゲットのカスタム表記」にて実行することが可能です。表記方法は「最適化ターゲットのカスタム表記」付近でマウスオーバーすると以下のように確認可能です。
【スクリーンショット内の文】
カスタム式を使用すると、最適化ターゲットとして設定する派生値を作成できます。これを使用して、たとえば期待利益を価格の関数として最大化したり({churn_probability} * {price})、ターゲットを範囲内に維持するか(abs({outcome} - 500)「最小化」に設定したり、柔軟な制約を追加したりすることができます。カスタム式でNumExprが使用されます(たとえば、Pandasドキュメント)。ただし、列名は{}で囲む必要があります。
今回のケースでは、例えばターゲットのカラム名をtargetとした場合、最適化ターゲットのカスタム表記を(abs({target} - 近づけたい目標値)とし、最適化シナリオの結果を「最小化」、近づけたい目標値を0に設定すると@katada-sanが想定されている問題設定が実現可能です(絶対値を最小化する問題設定となります。また、0以外の値に近づけたい場合も応用可能です。)。
その他、疑問点やご質問等ございましたらお伝えください。
ご回答頂いた通り、「最適化ターゲットとして設定する派生値」を設定し新たに計算したのですが「Optimal scenario」となる緑の点は変わらず最適シナリオの結果で設定した最小値の点が対象となっています。
結果に表示されるチャートビューの読取りに躓いています。
お試しいただきありがとうございます。「最適化ターゲットのカスタム表記」が反映されていないようです。大変お手数ですが再度ご確認いただけますでしょうか?
参考までに最適化ターゲットのカスタム表記を(abs({target} + 0.20)とした場合のチャートビューの結果を添付させていただきます(-0.20に一番近い点が「Optimal Scenario」として表示されています)。
もしかしてオンプレ版で少し古いのが原因でしょうか。
こちらv 7.2.8 を現在利用しています。
大変お手数をおかけしております。
今回のように再現が難しいケースになりますと、詳細な調査が必要になる場合がございます。その際、御社がご契約されている代理店様の方に調査用のサポート窓口がございますので、そちら経由で詳細な調査を進めるのが正式なフローとなっております。
つきましては、大変お手数お掛けして恐縮なのですが、本件につきましては御社の代理店様にお問い合わせをお願いできますでしょうか?
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